今日は少し話題を変えて個人的なお話です
日々書きたいことを考えていて、まとまったものから逐次投稿しています。シリーズは「同じタイトル + Part02、Part03」と分かりやすく表記します。サイドバーの検索もお手数ですが、ぜひご活用ください。
ある程度の記事が貯まった時、1つの体系が出来上がっているハズです。
- 16人の賢者たちを知ろう
10年前の私が傾倒していた6人の識者
私が日々参考にしている賢者たちを「どう紹介するのが効果的かな?」と考えていると、ふと、拙著『オタクの心をつかめ』のあとがきに次のような文章を書いたことを思い出しました。
2年程前、私は急に政治・経済に目覚めた。きっかけはニコニコ動画に投稿されていた中野剛志氏の『とくダネ!』の動画だったと思う(中略)以降私は、三橋貴明氏、倉山満氏、渡邊哲也氏、上念司氏、青山繁晴氏といった方々の本を読んだり動画を見るようになり、ファンになっていった。
『オタクの心をつかめ 最強の購買欲をもつ顧客たち』寺尾幸紘(SB新書)P.168
穴があったら入りたい!とまでは言いませんが、当時の自分が「いかに分かっていなかったか」が明確に分かる文章です。そのあまりのウブさに思わず赤面してしまいます///お恥ずかしい。
この6人、今では全く追いかけていません。
MMTに関して中野氏と三橋氏を参考にする事はたまにあるのですが、あとの4人は検索することも無くなりました。
今の私が日々参考にしている賢者たち
今の私が日々追いかけ、学ばせていただいている賢者をリストアップすると次のようになります。
- 馬淵睦夫(日本人としての思想)
- 林千勝(大東亜戦争とNew World Orderに関わる近代史)
- 渡辺惣樹(近代の世界史と情報の正確さ)
- 苫米地英人(認知科学)
- ジェイソン・モーガン(米国の実情と正直さ)
- 安藤裕(経済と消費税の正体)
- 室伏健一(経済と政策)
- マドモアゼル愛(占星術と月光反転法)
- 鹿先生(医学論文と自然)
- 井上正康(医学と世相解剖学)
- 村上康文(薬学)
- 吉野敏明(西洋医学と東洋医学)
- 内海聡(食と薬物)
- 石濱哲信(大和魂)
- 伊藤貫(Balance of Powerと古典主義)
- 松田学(誠実さ)
順不同。敬称略。鹿先生は「鹿」とだけ書くのをためらいました(笑)
( )の中は特に参考にしている部分です。
他にも荒川央先生など多くの立派な賢者がおられるのですが、全員追いかける事は不可能なので、上記リストの賢者たちを中心に日々学んでいます。
ちなみに、河添恵子さんは歴戦の女勇者、我那覇真子さんは伝説が約束された女勇者だと思っていますのでリストには加えませんでしたが、大変勉強になりますので、ぜひ追いかけてみてください。
自分で調べて、理解して、納得するという仏教の「確信」
私はこれら16人の賢者たちの言説を、(僭越な表現ですが)盲信しているわけではありません。
古典と均衡の賢者である伊藤貫さんが「3つのPと2つのM」の中で、「宗教や哲学レベルの思考(Philosophy)」が重要だとおっしゃるので、私は今神道・仏教・儒教を学んでいるのですが、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)の6月9日の章にちょうど良い一説が出てきましたのでご紹介します。
世間のことであれ、宗教のことであれ、何でも言われるがままに信じるものではありません。正しいか否か、なぜそのように言われるのかと、我々はしっかり調べて、自分自身の責任で納得していくべきです。
『ブッダの教え一日一話』アルボムッレ・スマナサーラ(PHP文庫)P.172「6月9日 確信は自由への道」
16人の賢者たちの間でも意見が異なることがあります。また、彼らの言説の真偽を調べるのは大変です。ですが、彼らから全力で学ぶしか生き残る方法はありません。
「何事も、自分でしっかりと調べて、理解して、納得していくことの大切さ」すらも教えてくれるこの16人の賢者たち、オススメです。